“右策”の読み方と例文
読み方割合
うさく100.0%
(注) 作品の中でふりがなが振られた語句のみを対象としているため、一般的な用法や使用頻度とは異なる場合があります。
右策うさくがこのことに気付いたときは、出て行けというなら出て行くし刑務所へ送りこんでやろうというなら送りこまれもする。
振動魔 (新字新仮名) / 海野十三(著)
右策うさくとあたしとの間に子供が無かったのは、右策自身が子胤こだねをもちあわさないからおこったことなんです。右策は、それを学者ですからよく知っているのです。
振動魔 (新字新仮名) / 海野十三(著)
生れてきた胎児たいじの血液型を検査すれば、それが誰のたねであるか位は、何の苦もなく判ってよ、それに貴方あなた右策うさくとは切っても切れない患者と主治医しゅじいじゃありませんこと。
振動魔 (新字新仮名) / 海野十三(著)