“右枕”の読み方と例文
読み方割合
みぎまくら100.0%
(注) 作品の中でふりがなが振られた語句のみを対象としているため、一般的な用法や使用頻度とは異なる場合があります。
そして、眠っているうちに何か枕頭まくらもとで物の気配がするので、ふと気がいて眼をうすめに開けてみた。道家は右枕みぎまくらになって寝ていた。
赤い土の壺 (新字新仮名) / 田中貢太郎(著)
右枕みぎまくらに寝て右の手を横にのびのびと延ばし、左の手を胸のあたりに置いている己の姿が眼に映った。
指環 (新字新仮名) / 田中貢太郎(著)