“右兵衛督”の読み方と例文
読み方割合
うひょうえのかみ100.0%
(注) 作品の中でふりがなが振られた語句のみを対象としているため、一般的な用法や使用頻度とは異なる場合があります。
と言って、玉鬘夫人は歎息たんそくをしていた。右兵衛督うひょうえのかみ、右大弁で参議にならないため太政官の政務に携わらないのを夫人はうれわしがっていた。侍従と言われていた末子はとうの中将になっていた。
源氏物語:46 竹河 (新字新仮名) / 紫式部(著)
やがて信長にも、じゅ位下いのげ右兵衛督うひょうえのかみへ、任命の沙汰があった。
新書太閤記:03 第三分冊 (新字新仮名) / 吉川英治(著)