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可然
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しかるべき
ふりがな文庫
“
可然
(
しかるべき
)” の例文
又
可然
(
しかるべき
)
様子
可仕
(
つかまつるべし
)
と存候へは、世をまけ不申候へは、成不申とて、僧は
山林樹下
(
さんりんじゅか
)
の者にて候に、官家之人も重宝からぬ口さし出申候から、恥をあく程かき申と存入候。
随筆 宮本武蔵
(新字新仮名)
/
吉川英治
(著)
黙れ、
間
(
はざま
)
! 貴様の
頭脳
(
あたま
)
は銭勘定ばかりしてゐるので、人の言ふ事が解らんと見えるな。誰がその話に
可然
(
しかるべき
)
挨拶を為ろと言つた。友人に対する挙動が無礼だから
節
(
たしな
)
めと言つたのだ。
金色夜叉
(新字旧仮名)
/
尾崎紅葉
(著)
時々の創作物を
可然
(
しかるべき
)
先生なり先輩なりに添削して貰つて樂んで居ればよい譯である。何も公表して見せびらかす必要はあるまい。それから本職として居るといふならば誠に情けないことだと思ふ。
貝殻追放:007 愚者の鼻息
(旧字旧仮名)
/
水上滝太郎
(著)
会員の宅でなくとも貸席など
可然
(
しかるべき
)
か。
漱石氏と私
(新字新仮名)
/
高浜虚子
(著)
可
常用漢字
小5
部首:⼝
5画
然
常用漢字
小4
部首:⽕
12画
“可然”で始まる語句
可然候
可然哉否