“可憎(につく)” の例文
さてはと推せし胸の内は瞋恚(しんい)に燃えて、可憎(につく)き人の疾(と)く出で来(こ)よかし、如何(いか)なる貌(かほ)して我を見んと為(す)らん、と焦心(せきごころ)に待つ間のいとどしう久(ひさし)かりしに、貫一はなかなか出(い)で来ずして
金色夜叉 (新字旧仮名) / 尾崎紅葉(著)