“古樟”の読み方と例文
読み方割合
こしょう100.0%
(注) 作品の中でふりがなが振られた語句のみを対象としているため、一般的な用法や使用頻度とは異なる場合があります。
私の匿名の一つに尾芝古樟こしょうというのがある。これは北条の母の実家の姓と、同家にあった古いくすの老樹にあやかったものである。思えば私にはこうした匿名が二十近くもある。
故郷七十年 (新字新仮名) / 柳田国男(著)