反方そつぽ)” の例文
いつもつとしてゐるやうな不気嫌さうな赤銅色の大きな顔で相手が何か話しかけても碌な返事もせず反方そつぽの空ばかり向いてゐるのだ。
その村を憶ひて (新字旧仮名) / 牧野信一(著)