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又聞
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またぎき
ふりがな文庫
“
又聞
(
またぎき
)” の例文
私もふだんなら「何だ、
又聞
(
またぎき
)
のくせに」と一矢酬いる所なのだが、何しろ其の冒険の予想で夢中に喜ばされていた際なので、嬉しがって彼の知ったかぶりを傾聴した。
虎狩
(新字新仮名)
/
中島敦
(著)
書物や
又聞
(
またぎき
)
を証拠として主張するのであるし、反駁するものも、常識上そんなことが有り得べきものではないという点から反駁するのでありますから、ドチラもこの事実を
大菩薩峠:16 道庵と鯔八の巻
(新字新仮名)
/
中里介山
(著)
またお時から、
又聞
(
またぎき
)
、孫引に聞いている。
薄紅梅
(新字新仮名)
/
泉鏡花
(著)
書物と
又聞
(
またぎき
)
では
歯痒
(
はがゆ
)
くてならぬ、それに
彼地
(
あっち
)
から渡って来る機械とても、果してそれがほんとうに新式のものであるやらないやらわからぬ、彼地ではもはや時代遅れの機械が日本へ廻って
大菩薩峠:16 道庵と鯔八の巻
(新字新仮名)
/
中里介山
(著)
又
常用漢字
中学
部首:⼜
2画
聞
常用漢字
小2
部首:⽿
14画
“又”で始まる語句
又
又候
又々
又者
又六
又蔵
又兵衛
又一
又市
又八