“厳恪”の読み方と例文
読み方割合
げんかく100.0%
(注) 作品の中でふりがなが振られた語句のみを対象としているため、一般的な用法や使用頻度とは異なる場合があります。
と互いにかたらうこの二嬢ふたりは。数多あまた群集したる貴嬢中にて水ぎわのたちたる人物。まず細かに評せんには。一人は二八ばかりにして色白く目大きく。丹花のくちびる厳恪げんかくにふさぎたれどもたけからず。
藪の鶯 (新字新仮名) / 三宅花圃(著)