“厚面”の読み方と例文
読み方割合
あつかま100.0%
(注) 作品の中でふりがなが振られた語句のみを対象としているため、一般的な用法や使用頻度とは異なる場合があります。
「まだ恥かしがっているんですが、なあに二週間も経てばすぐですよ。それも一度街で唄えばもうしめたものです。どこまでも厚面あつかましくならなければなりませんからね。巡査がやかましく追っ払いますからね。考えて見ると厭な商売ですよ。」
幻影の都市 (新字新仮名) / 室生犀星(著)