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単衣
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ひとえぎぬ
ふりがな文庫
“
単衣
(
ひとえぎぬ
)” の例文
旧字:
單衣
人もさはよか※なりと
怨
(
え
)
じて、掻いくくみて臥しぬる後、いと寒き折などに、唯
単衣
(
ひとえぎぬ
)
ばかりにて、
生憎
(
あやにく
)
がりて……思ひ臥したるに、奥にも外にも、物うち鳴りなどして
恐
(
おそろ
)
しければ
日本精神史研究
(新字新仮名)
/
和辻哲郎
(著)
この句の場合は依然として夏のままの
単衣
(
ひとえぎぬ
)
を著ているのだから、あまり遅い年ではないのである。しかし夏のうち、
乃至
(
ないし
)
残暑の頃と違って、さすがに肌が汗ばんだりするようなことはない。
古句を観る
(新字新仮名)
/
柴田宵曲
(著)
“単衣”の意味
《名詞》
(たんい)一重の着物。単物。
「ひとえぎぬ」参照。
(出典:Wiktionary)
“単衣”の解説
単衣(ひとえ、単)とは、平安装束で着用する裏地のない着物のこと。
(出典:Wikipedia)
単
常用漢字
小4
部首:⼗
9画
衣
常用漢字
小4
部首:⾐
6画
“単衣”で始まる語句
単衣物
単衣襲
単衣帯
単衣絣
単衣帛髪
単衣羽織
単衣跣足