南蛮煙草なんばんたばこ)” の例文
嗅ぎつけない南蛮煙草なんばんたばこの煙やら魚燈のいぶりなどが濛々とこめて、そこにいる人間たちの数もしかとは分らないが、ざっと見ても三、四十人はうごめいている様子。
江戸三国志 (新字新仮名) / 吉川英治(著)