“卓子越”の読み方と例文
読み方割合
テーブルご100.0%
(注) 作品の中でふりがなが振られた語句のみを対象としているため、一般的な用法や使用頻度とは異なる場合があります。
「やい泥棒」いきなり卓子越テーブルごしに顔をつきだしたの男は、なんと丘田医師だったのである。
ゴールデン・バット事件 (新字新仮名) / 海野十三(著)
なかでも大阪商船の山岡順太郎氏のは、際立つて他人ひとのと変つてゐる。氏は入社希望者と応接室の卓子越テーブルごしに向ひ合ふと、あのけもののやうな顔をぬつと相手の鼻先へつきつけて訊くさうだ。