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千明
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ちぎら
ふりがな文庫
“
千明
(
ちぎら
)” の例文
丁度雨が降り出したので温泉宿
千明
(
ちぎら
)
の番傘をさして町へ出掛け物聞橋の辺まで歩いて見た。所は同じでもしかし時は違ふ、過ぎ去つた時は決して帰ることは無いのである。
晶子鑑賞
(新字旧仮名)
/
平野万里
(著)
千明
(
ちぎら
)
とか
木暮
(
こぐれ
)
といふ一流の旅館なら、相当にゆつたりした寝起をすることができる。
石段上りの街
(新字旧仮名)
/
萩原朔太郎
(著)
可なりの盛会であつた、その直後に伊香保吟行が行はれ、四五人で
千明
(
ちぎら
)
に泊つた。私も同行したが、平常は分らなかつた衰へが、不自由勝な旅では表面へ出て来て私の目にもとまつた。
晶子鑑賞
(新字旧仮名)
/
平野万里
(著)
伊香保山雨に
千明
(
ちぎら
)
の傘さして行けども時の帰るものかは
晶子鑑賞
(新字旧仮名)
/
平野万里
(著)
千
常用漢字
小1
部首:⼗
3画
明
常用漢字
小2
部首:⽇
8画
“千”で始まる語句
千住
千切
千々
千種
千
千尋
千歳
千曲川
千鳥
千代