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千度
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せんど
ふりがな文庫
“
千度
(
せんど
)” の例文
「この
旱
(
ひで
)
りを知らんのか。お前の留守に、
田圃
(
たんぼ
)
は
乾
(
かわ
)
いてしまう。荒町あたりじゃ
梵天山
(
ぼんでんやま
)
へ登って、雨乞いを始めている。
氏神
(
うじがみ
)
さまへ行ってごらん、お
千度
(
せんど
)
参
(
まい
)
りの騒ぎだ。」
夜明け前:01 第一部上
(新字新仮名)
/
島崎藤村
(著)
蹴ったくそわるいさかい、亭主の顔みイみイ、おっさんどないしてくれまんネいうて、
千度
(
せんど
)
泣いたると、亭主も弱り目にたたり目で、とうとう俺を
背負
(
せたら
)
うて、親父のとこイ連れて行きよった。
アド・バルーン
(新字新仮名)
/
織田作之助
(著)
“千度”の意味
《名詞・形容動詞》
千度(せんど)
回数が1000回であること。
度数が1000であること。
《形容動詞》
(context、dated)たびたび。さんざん。
(context、dated)たいそう。たくさん。
(出典:Wiktionary)
千
常用漢字
小1
部首:⼗
3画
度
常用漢字
小3
部首:⼴
9画
“千度”で始まる語句
千度参
千度詣
千度垢離
千度戦万度勝也