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十寸見
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ますみ
ふりがな文庫
“
十寸見
(
ますみ
)” の例文
久野が、腰を
屈
(
かが
)
めて近づいて来ていた。一人だと思ったのが、重なっていた
十寸見
(
ますみ
)
が、うしろに動いて見えた。
元禄十三年
(新字新仮名)
/
林不忘
(著)
桜川由次郎、鳥羽屋小三次、
十寸見
(
ますみ
)
和十、
乾坤坊
(
けんこんぼう
)
良斎、
岩窪
(
いわくぼ
)
北渓、尾の丸
小兼
(
こかね
)
、
竹内
(
ちくない
)
、
三竺
(
さんちく
)
、喜斎等がその主なるものである。由次郎は後に吉原に遷って二代目
善孝
(
ぜんこう
)
と云った。
細木香以
(新字新仮名)
/
森鴎外
(著)
十寸見
(
ますみ
)
蘭洲が語って以来、有名になった曲である。
血煙天明陣
(新字新仮名)
/
国枝史郎
(著)
吉良へ扇箱を届けて
帰邸
(
かえ
)
ってきた久野彦七も
納戸
(
なんど
)
役人の北
鏡蔵
(
きょうぞう
)
も金奉行の
十寸見
(
ますみ
)
兵九郎も黙っていた。
元禄十三年
(新字新仮名)
/
林不忘
(著)
十
常用漢字
小1
部首:⼗
2画
寸
常用漢字
小6
部首:⼨
3画
見
常用漢字
小1
部首:⾒
7画
“十寸見”で始まる語句
十寸見露光
十寸見要集