“化払子”の読み方と例文
読み方割合
ばけほっす100.0%
(注) 作品の中でふりがなが振られた語句のみを対象としているため、一般的な用法や使用頻度とは異なる場合があります。
橋の上を振廻して、空を切って駈戻かけもどった。が、考えると、……化払子ばけほっすに尾が生えつつ、宙を飛んで追駈おっかけたと言わねばならない。母のなくなった、一周忌の年であった。
夫人利生記 (新字新仮名) / 泉鏡花(著)