“匍足類”の読み方と例文
読み方割合
ほそくるい100.0%
(注) 作品の中でふりがなが振られた語句のみを対象としているため、一般的な用法や使用頻度とは異なる場合があります。
冬は繊細執拗しつように編みまじり、いてはれ戻る枝や蔓枝だけが残り、原始時代の大匍足類ほそくるいの神経か骨が渇化して跡をとゞめてゐるやうで、節々に吸盤らしいとげ立ちもあり、私の皮膚を寒気立たした。
蔦の門 (新字旧仮名) / 岡本かの子(著)