“腕足類”の読み方と例文
読み方割合
カマロフォリヤ100.0%
(注) 作品の中でふりがなが振られた語句のみを対象としているため、一般的な用法や使用頻度とは異なる場合があります。
怒濤の咆哮ほうこう。風の号泣ごうきゅう。海鳥の叫声。火を噴く山。それから、岩に獅噛しがみついたわずかばかりの羊歯と腕足類カマロフォリヤ。そのほかに、何ひとつない、地底の海の、荒涼たる孤独の島。
地底獣国 (新字新仮名) / 久生十蘭(著)