“劉循”の読み方と例文
読み方割合
りゅうじゅん100.0%
(注) 作品の中でふりがなが振られた語句のみを対象としているため、一般的な用法や使用頻度とは異なる場合があります。
劉璋の嫡子劉循りゅうじゅんは、この急変におどろいて、北門の一方からわずかな兵と共に、取る物もとりあえず、逃げ出していた。一目散いちもくさん、成都をさして。
三国志:09 図南の巻 (新字新仮名) / 吉川英治(著)
雒城らくじょうのうちの兵力は何ほどか。劉璋の嫡子劉循りゅうじゅんたすけておるという張任とはどんな人物か」などと質問した。
三国志:09 図南の巻 (新字新仮名) / 吉川英治(著)
ほどなく、劉璋の嫡子劉循りゅうじゅん、その祖父呉懿ごい、二万余騎をひきいて、雒城へ援けにきた。この軍のうちには、蜀軍の常勝王といわれた呉蘭ごらん将軍、雷同らいどう将軍なども加わっていた。
三国志:09 図南の巻 (新字新仮名) / 吉川英治(著)