劉唐りゅうとう)” の例文
三兄弟は別れ去り、公孫勝と劉唐りゅうとうとは、晁蓋ちょうがい名主なぬし屋敷に、食客としてとどまった。さらに呉用のほうは、つい近所の住居のこと。
新・水滸伝 (新字新仮名) / 吉川英治(著)
「なんの、この劉唐りゅうとうだって、腕には覚えがあるつもりだ。まして托塔たくとう天王様に、うんといって、一つ乗り出していただければだ」
新・水滸伝 (新字新仮名) / 吉川英治(著)
そうだ、劉唐りゅうとうを付けてやります。おい赤馬、先生について、夜明け前にここを落ちろ。あとの心配はいらねえから、頼んだぞ
新・水滸伝 (新字新仮名) / 吉川英治(著)