割文わりふみ)” の例文
わかれていて二刃、同じ深夜に相手を求めてシクシクとき出すというが、それは、割文わりふみとなって仲を裂かれている水火の秘文が、各自その柄のなかから悲声をしぼるのかも知れなかった。
丹下左膳:01 乾雲坤竜の巻 (新字新仮名) / 林不忘(著)
合符がっぷ……割文わりふみというのは。
丹下左膳:01 乾雲坤竜の巻 (新字新仮名) / 林不忘(著)
さよう、割文わりふみじゃ。
丹下左膳:01 乾雲坤竜の巻 (新字新仮名) / 林不忘(著)