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副木
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そえぎ
ふりがな文庫
“
副木
(
そえぎ
)” の例文
去定はすばやく手当を済ませ、裸の男が板切れを持って来ると、登に
晒木綿
(
さらし
)
を裂かせて、二人の折れた腕に
副木
(
そえぎ
)
を当ててやった。
赤ひげ診療譚:05 徒労に賭ける
(新字新仮名)
/
山本周五郎
(著)
右足は膝ぎりしかなくて、そこに、木の
副木
(
そえぎ
)
をあてていた。
地底獣国
(新字新仮名)
/
久生十蘭
(著)
足は
副木
(
そえぎ
)
を当てた上から
晒木綿
(
さらし
)
が巻いてあるので、まだ坐ることはできなかったが、三日まえから、食事のときは起き直って喰べるようになっていた。
さぶ
(新字新仮名)
/
山本周五郎
(著)
「割箸を一ぜん……
副木
(
そえぎ
)
をやるので……」
顎十郎捕物帳:02 稲荷の使
(新字新仮名)
/
久生十蘭
(著)
“副木”の意味
《名詞》
四肢の外傷、骨折、炎症などの際、患部にあて、患部を安静、固定させるための木製の器具。
(出典:Wiktionary)
“副木”の解説
副木(ふくぼく)とは、骨折した部分や関節などを臨時的に固定する器材である。副子(ふくし)kotobank_daijirin、シーネ(de: Schienenverband)、添え木・副え木(そえぎ)kotobank_daijirin、スプリント(Splint)、ブレイス(Brace)とも呼ばれる。
(出典:Wikipedia)
副
常用漢字
小4
部首:⼑
11画
木
常用漢字
小1
部首:⽊
4画
“副”で始まる語句
副
副食物
副島種臣
副馬
副島
副使
副原因
副財
副国
副業