“そえぎ”のいろいろな漢字の書き方と例文
語句割合
副木80.0%
添木20.0%
(注) 作品の中でふりがなが振られた語句のみを対象としているため、一般的な用法や使用頻度とは異なる場合があります。
足は副木そえぎを当てた上から晒木綿さらしが巻いてあるので、まだ坐ることはできなかったが、三日まえから、食事のときは起き直って喰べるようになっていた。
さぶ (新字新仮名) / 山本周五郎(著)
「割箸を一ぜん……副木そえぎをやるので……」
顎十郎捕物帳:02 稲荷の使 (新字新仮名) / 久生十蘭(著)
親というものは取越し苦労なもので、添木そえぎをしたり、つっかい棒をしたり。はたからみればそれほどまでにしなくともと思えることが親にとっては一生懸命なのですよ。わかってくれますね。
女の一生 (新字新仮名) / 森本薫(著)