副品ふくひん)” の例文
さて、周のはなしを聞いて太常はまた今更に歎服した。で、「それならばこの新鼎は自分に御譲りを願う、真品と共に秘蔵して永く副品ふくひんとしますから」というので、四十きんを贈ったということである。
骨董 (新字新仮名) / 幸田露伴(著)