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剥身絞
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むきみしぼり
ふりがな文庫
“
剥身絞
(
むきみしぼり
)” の例文
保
(
たもつ
)
さんの記憶している
五百
(
いお
)
の話によるに、枳園はお
召縮緬
(
めしちりめん
)
の
衣
(
きもの
)
を着て、
海老鞘
(
えびざや
)
の
脇指
(
わきざし
)
を差し、歩くに
褄
(
つま
)
を取って、
剥身絞
(
むきみしぼり
)
の
褌
(
ふんどし
)
を見せていた。
渋江抽斎
(新字新仮名)
/
森鴎外
(著)
うぬ等は
猫間
(
ねこま
)
の落人だらう、ふざけた真似をしやがるなと云つて、二人の衣類を剥ぐ。わん平は
剥身絞
(
むきみしぼり
)
の襦袢と
鬱金
(
うこん
)
木綿の越中褌とになり、おだるは例の長襦袢一つになる。
伊沢蘭軒
(新字旧仮名)
/
森鴎外
(著)
剥
部首:⼑
10画
身
常用漢字
小3
部首:⾝
7画
絞
常用漢字
中学
部首:⽷
12画
“剥身”で始まる語句
剥身
剥身屋