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剣酸漿
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けんかたばみ
ふりがな文庫
“
剣酸漿
(
けんかたばみ
)” の例文
「これは失礼を」「いや拙者こそ」双方いいながら顔を見合わせた。
剣酸漿
(
けんかたばみ
)
の紋服を着た、眼覚めるばかりの美男の武士が、冷然として立っていた。
名人地獄
(新字新仮名)
/
国枝史郎
(著)
彼奴
(
きゃつ
)
について聞き知ってることは、非常な美男だということと、着物につけた定紋が、
剣酸漿
(
けんかたばみ
)
だということだけだ。
名人地獄
(新字新仮名)
/
国枝史郎
(著)
「下でお見掛けしたんだが、
剣酸漿
(
けんかたばみ
)
の紋服を召した、綺麗な綺麗なお侍様が、泊まっておいでのご様子だね」「そのお方なら松の間の富士甚内様でございましょう」
名人地獄
(新字新仮名)
/
国枝史郎
(著)
剣
常用漢字
中学
部首:⼑
10画
酸
常用漢字
小5
部首:⾣
14画
漿
漢検1級
部首:⽔
15画
“剣”で始まる語句
剣
剣呑
剣戟
剣突
剣幕
剣橋
剣山
剣術
剣舞
剣菱