剣光けんこう)” の例文
燕王えんおうの兵を起したる建文元年七月より、恵帝けいていの国をゆずりたる建文四年六月までは、烽烟ほうえん剣光けんこうにして、今一々これを記するにものうし。
運命 (新字新仮名) / 幸田露伴(著)
ふいをくった梅雪ばいせつは、ぎょうてんして身をさけようとしたが、ヒュッと、眉間みけんをかすめた剣光けんこうに眼もくらんで
神州天馬侠 (新字新仮名) / 吉川英治(著)