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剔抉
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ほぢくり
ふりがな文庫
“
剔抉
(
ほぢくり
)” の例文
それが不安である。
歩
(
ある
)
きながら考へると、
今
(
いま
)
さき
庭
(
には
)
のうちで、野々宮と美禰子が話してゐた
談柄
(
だんぺい
)
が近因である。三四郎は此不安の念を
駆
(
か
)
る為めに、
二人
(
ふたり
)
の談柄を再び
剔抉
(
ほぢくり
)
出して見たい気がした。
三四郎
(新字旧仮名)
/
夏目漱石
(著)
“剔抉”の意味
《名詞》
えぐり、ほじくること。悪事や欠点などをあばくこと。
(出典:Wiktionary)
剔
漢検1級
部首:⼑
10画
抉
漢検1級
部首:⼿
7画
“剔”で始まる語句
剔出
剔
剔発
剔紅