剔抉ほぢくり)” の例文
それが不安である。あるきながら考へると、いまさきにはのうちで、野々宮と美禰子が話してゐた談柄だんぺいが近因である。三四郎は此不安の念をる為めに、二人ふたりの談柄を再び剔抉ほぢくり出して見たい気がした。
三四郎 (新字旧仮名) / 夏目漱石(著)