制電せいでん)” の例文
お互い同志が自分の馬鹿にウスウス気付いたところを見計みはからってワッと笑わせて、万事OKの博多二輪加にして行く手腕に至っては、制電せいでんの機、無縫むほうの術、トテモ人間わざとは思えなかった。
近世快人伝 (新字新仮名) / 夢野久作(著)