“刳込”のいろいろな読み方と例文
読み方割合
えぐりこ50.0%
くりこ50.0%
(注) 作品の中でふりがなが振られた語句のみを対象としているため、一般的な用法や使用頻度とは異なる場合があります。
そこは岩屋の一部へ造りつけたと見え、正面はぐっと刳込えぐりこんだ洞窟で、槍、長巻、山刀、矢鉄砲、掛矢なんど、見るも恐ろしい武器が置並べてある。
其角と山賊と殿様 (新字新仮名) / 山本周五郎(著)
六の小さい体は、椅子の刳込くりこみにポックリと工合よく納まる。
禰宜様宮田 (新字新仮名) / 宮本百合子(著)