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刮然
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かつぜん
ふりがな文庫
“
刮然
(
かつぜん
)” の例文
刮然
(
かつぜん
)
たる
柄
(
つか
)
の音、——と共に関久米之丞は肩から
袈裟
(
けさ
)
がけに斬り下げられて、そこへどッと倒れるなり、青天井をにらんで
空
(
くう
)
をつかみました。
江戸三国志
(新字新仮名)
/
吉川英治
(著)
それさえ
解
(
と
)
ければ、凝結している剣も、すべても、
刮然
(
かつぜん
)
と、解けそうな気がするのであったが、どうにもならない。
宮本武蔵:08 円明の巻
(新字新仮名)
/
吉川英治
(著)
刮然
(
かつぜん
)
と、彼の前には、活路がひらけて来た。——死地を生地にするの道がついた。
新書太閤記:02 第二分冊
(新字新仮名)
/
吉川英治
(著)
刮
漢検1級
部首:⼑
8画
然
常用漢字
小4
部首:⽕
12画
“刮”で始まる語句
刮
刮目
刮々
刮出
刮眼