初日しょにち)” の例文
いよいよ初日しょにちふたをあけた日、人気は予想の如く、早朝から木戸口へ突っかける人はうしおの如く、まもなく大入り満員となって、なお押寄せて来る客を謝絶ことわるために
大菩薩峠:22 白骨の巻 (新字新仮名) / 中里介山(著)
正坊しょうぼう初日しょにちのはしごのりで、足をひねってすじをつらせ、となり村の病院にはいっているのです。
正坊とクロ (新字新仮名) / 新美南吉(著)
その並木道の一つで第一回の興行こうぎょうがすることにした。すると初日しょにちからもう見物の山をきずいた。