初客はつきゃく)” の例文
「おう! これや初客はつきゃくじゃ! 富武五百之進とみたけいおのしん殿が、初客にござったとはかたじけない。——なに、花世はなよさんもご一緒か、これはいよいようれしい」
牢獄の花嫁 (新字新仮名) / 吉川英治(著)