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切迫詰
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せつぱつま
ふりがな文庫
“
切迫詰
(
せつぱつま
)” の例文
あの眼、あの眼、あの
切迫詰
(
せつぱつま
)
つた眼の光、……ぢつと
凝視
(
みつ
)
めてゐるうちに私の瞳は未だ曾て見たことのない皮肉な微笑と燃え上る憎悪と怒とに顫へて来た。
桐の花
(新字旧仮名)
/
北原白秋
(著)
池上氏は大阪市長として考へなければならない、
切迫詰
(
せつぱつま
)
つた多くの問題を
有
(
も
)
つてゐる。さうかといつて、その合間合間に下級吏員や椎茸の値段を考へたところで少しも
差支
(
さしつかへ
)
はない。
茶話:03 大正六(一九一七)年
(新字旧仮名)
/
薄田泣菫
(著)
嘘吐き、嘘吐き、真赤な嘘吐き、俺は何もかも知つて居る、私に
切迫詰
(
せつぱつま
)
らして愈心中させる気だつたか、それとも淫蕩な夏の旅行に私を
誘
(
おび
)
き寄せやうとしたのかを、どつちみち二つに一つだ。
桐の花
(新字旧仮名)
/
北原白秋
(著)
切
常用漢字
小2
部首:⼑
4画
迫
常用漢字
中学
部首:⾡
8画
詰
常用漢字
中学
部首:⾔
13画
“切迫”で始まる語句
切迫
切迫塞