分円ぶんえん)” の例文
喜三郎は、四分円ぶんえん目盛環めもりかんを見ながら、射程を測っているふうだったが、半十郎のいるほうへ振返り、誇るかにも見える、高慢な態度で軽くうなずいてみせると、前方から導火管に火をつけた。
ひどい煙 (新字新仮名) / 久生十蘭(著)