“分円”の読み方と例文
読み方割合
ぶんえん100.0%
(注) 作品の中でふりがなが振られた語句のみを対象としているため、一般的な用法や使用頻度とは異なる場合があります。
喜三郎は、四分円ぶんえん目盛環めもりかんを見ながら、射程を測っているふうだったが、半十郎のいるほうへ振返り、誇るかにも見える、高慢な態度で軽くうなずいてみせると、前方から導火管に火をつけた。
ひどい煙 (新字新仮名) / 久生十蘭(著)