“刃斑”の読み方と例文
読み方割合
はむら100.0%
(注) 作品の中でふりがなが振られた語句のみを対象としているため、一般的な用法や使用頻度とは異なる場合があります。
けれど弦之丞はいつまでも、刃斑はむらにとどまる過去の血の夢に見入っている。もちの木坂で斬って斬って斬り飽いたあの夜の空模様は、なおまざまざとしてここに影を宿している。
鳴門秘帖:04 船路の巻 (新字新仮名) / 吉川英治(著)