出麁語しゅっそご)” の例文
それを記している宇治拾遺うじしゅういの巻十二の文は、ここに抄出するさえいまわしいから省くが、虎関禅師は、出麁語しゅっそごの三字きりで済ませているから上品ではあるが事情は分らぬ。
連環記 (新字新仮名) / 幸田露伴(著)