冷冷ひやひや)” の例文
それはもう八月の末で、夏の日の短い北國の自然はいつとなく寂しく秋めいて、海から吹き流れてくる風も冷冷ひやひやと肌寒かつた。
処女作の思い出 (旧字旧仮名) / 南部修太郎(著)