“再役”の読み方と例文
読み方割合
さいえき100.0%
(注) 作品の中でふりがなが振られた語句のみを対象としているため、一般的な用法や使用頻度とは異なる場合があります。
夫は後二年で再役さいえき年限が終るから其時満期を取つて帰る都合にして再び舞鶴へ行つた。
厄年 (新字旧仮名) / 加能作次郎(著)
幸三郎のやつは再役さいえきしたいいうて居よるので、店の方の当にはならんよつて、少し慣れたら、おまはんを帳場にしようと思うとるんや。其の積りで奉公人根性出さんで、一生懸命働いてお呉れ。
世の中へ (新字旧仮名) / 加能作次郎(著)