“円暈”の読み方と例文
読み方割合
まろがさ100.0%
(注) 作品の中でふりがなが振られた語句のみを対象としているため、一般的な用法や使用頻度とは異なる場合があります。
初夜過ぎてまた後夜ふけて、なほなほにどよもす声の、おそらくは夜の明くるまで。萠黄月、月の円暈まろがさ、遠近の薄き飛び雲、濡れ濡れてちらめく星の糠星のかげ白むまで。
初夜過ぎてまた後夜ふけて、なほなほにどよもす声の、おそらくは夜の明くるまで。萠黄月、月の円暈まろがさ、遠近の薄き飛び雲、濡れ濡れてちろめく星の、糠星のかげ白むまで。
観相の秋 (新字旧仮名) / 北原白秋(著)