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内輪揉
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うちわも
ふりがな文庫
“
内輪揉
(
うちわも
)” の例文
かねてから
饐
(
す
)
えていた国主の
内輪揉
(
うちわも
)
めが、遂に、大乱となって、稲葉山の斎藤義龍は、父と名のつく
鷺山城
(
さぎやまじょう
)
の山城守道三を
茶漬三略
(新字新仮名)
/
吉川英治
(著)
食品を運んで来る女中は、わたくしたち中年前後の夫妻が何か
内輪揉
(
うちわも
)
めで
愁歎場
(
しゅうたんば
)
を演じてるとでも思ったのか、なるべくわたくしに眼をつけないようにして
襖
(
ふすま
)
からの出入りの足を急いだ。
雛妓
(新字新仮名)
/
岡本かの子
(著)
両方に敵を受けながら
内輪揉
(
うちわも
)
めさえ起こっては木曽家の運も下り坂さ
蔦葛木曽棧
(新字新仮名)
/
国枝史郎
(著)
今までの、小さな、
内輪揉
(
うちわも
)
めみたいな戦乱とちがって、日本全体の姿勢を立て直すような、正しくて大きな戦争が、これから起るという予感だった。
新書太閤記:01 第一分冊
(新字新仮名)
/
吉川英治
(著)
内
常用漢字
小2
部首:⼌
4画
輪
常用漢字
小4
部首:⾞
15画
揉
漢検1級
部首:⼿
12画
“内輪”で始まる語句
内輪
内輪話
内輪事
内輪咄
内輪談
内輪喧嘩