典肆しちみせ)” の例文
弧はその夜門の外で典肆しちみせを張っていた。そこへ婢がはしって来て怪しい男の入って来たことを知らした。しかし弧はそれが五通ということを知っているので、そのままにしてあった。
五通 (新字新仮名) / 蒲 松齢(著)