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六間堀
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ろっけんぼり
ふりがな文庫
“
六間堀
(
ろっけんぼり
)” の例文
華表の前の小道を迂回して大川の岸に沿い、乗合汽船発着処のあるあたりから、また道の行くがままに歩いて行くと、
六間堀
(
ろっけんぼり
)
にかかった
猿子橋
(
さるこばし
)
という木造の汚い橋に出る。
深川の散歩
(新字新仮名)
/
永井荷風
(著)
浪人して
暫
(
しばら
)
く
六間堀
(
ろっけんぼり
)
辺に居りました其の
中
(
うち
)
は、蓄えもあったから
何
(
ど
)
うやら其の日を送って居りましたが、
行
(
ゆ
)
き詰って文治の裏長屋へ
引越
(
ひきこ
)
し、毎日弁当をさげては浅草の
田原町
(
たわらまち
)
へ内職に参ります。
業平文治漂流奇談
(新字新仮名)
/
三遊亭円朝
(著)
正月は一年中で日の最も短い
寒
(
かん
)
の
中
(
うち
)
の事で、両国から船に乗り新大橋で上り、
六間堀
(
ろっけんぼり
)
の横町へ来かかる頃には、立迷う
夕靄
(
ゆうもや
)
に水辺の町はわけても日の暮れやすく、道端の小家には灯がつき
雪の日
(新字新仮名)
/
永井荷風
(著)
六
常用漢字
小1
部首:⼋
4画
間
常用漢字
小2
部首:⾨
12画
堀
常用漢字
中学
部首:⼟
11画
“六間”で始まる語句
六間
六間間口