“兪氏”の読み方と例文
読み方割合
ゆし100.0%
(注) 作品の中でふりがなが振られた語句のみを対象としているため、一般的な用法や使用頻度とは異なる場合があります。
また、兪氏ゆしという寵妾ちょうしょうにも、ひとりの子があった。孫韶そんしょう、字は公礼こうれいである。
三国志:03 群星の巻 (新字新仮名) / 吉川英治(著)
方氏一族かくの如くにしてほとんど絶えしが、孝孺の幼子徳宗とくそう、時にはじめて九歳、寧海県ねいかいけん典史てんし魏公沢ぎこうたく護匿ごとくするところとなりて死せざるを得、のち孝孺の門人兪公允ゆこういんの養うところとなり、つい兪氏ゆしおかして
運命 (新字新仮名) / 幸田露伴(著)