“兜鉢”の読み方と例文
読み方割合
かぶとばち100.0%
(注) 作品の中でふりがなが振られた語句のみを対象としているため、一般的な用法や使用頻度とは異なる場合があります。
御覧なさいまし、先ず玉子五つの黄身ばかりを大きな兜鉢かぶとばちへ入れます。こういう原料を拵えるのは兜鉢が一番便利です。
食道楽:秋の巻 (新字新仮名) / 村井弦斎(著)
あれには先ず兜鉢かぶとばちのようなものへバターを大匙に五杯取りまして上等のお砂糖を大匙に五杯入れて玉子廻しの器械でよく泡立てるようにります。バターと申しても匂いのあるバターではいけません。
食道楽:冬の巻 (新字新仮名) / 村井弦斎(著)