“先鼻緒”の読み方と例文
読み方割合
さきばなお100.0%
(注) 作品の中でふりがなが振られた語句のみを対象としているため、一般的な用法や使用頻度とは異なる場合があります。
しかし彼女のじまんは、先鼻緒さきばなおに赤いきれのついたぞうりの方だった。やぶのそばの草むらを通るとき、コトエだけは、ふっと、大石先生を思いだし、一本松のほうを見た。
二十四の瞳 (新字新仮名) / 壺井栄(著)