“先暗”の読み方と例文
読み方割合
さきくら100.0%
(注) 作品の中でふりがなが振られた語句のみを対象としているため、一般的な用法や使用頻度とは異なる場合があります。
更けた月夜の往来には、うごめく物の影もなくて、佐久間町の通りは真っ直ぐに延びて、足もとのあたりは明るかったが、先暗さきくらがりに暗くなって、物の形がぼけて見えた。
娘煙術師 (新字新仮名) / 国枝史郎(著)