“充血（あか）” の例文

雪よりも白い領（えり）の美くしさ。ぽうッとしかも白粉（しろこ）を吹いたような耳朶（みみたぶ）の愛らしさ。匂うがごとき揉上（もみあ）げは充血（あか）くなッた頬に乱れかかッている。

今戸心中 (新字新仮名) ／ 広津柳浪(著)

“充血”の意味

《名詞》

局所的な組織の動脈を流れる血液が異常に増えること。
(出典:Wiktionary)

“充血”の解説

充血（じゅうけつ、hyperemia）とは病気やケガ、手術など、その他様々な要因によって、毛細血管などの末梢の血管が拡張して、そこに動脈性の血液の流入が増加した状態を示す。広義には静脈性の血液が増加した状態を示す鬱血（うっけつ、congestion）も定義に含まれる。その多くが可逆性であり、原因がなくなれば消失する、また一般的に臓器障害は少ないが、頭痛、浮腫、出血を起こすことがある。
(出典:Wikipedia)

充	常用漢字 中学 部首:⼉ 6画
血	常用漢字 小３ 部首:⾎ 6画